こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
不安定なお天気続きですね。
京都市では昔から祇園祭の宵山7/15の夕方に激しい雷雨で梅雨明けになるのですが最近は梅雨に雨が降らずに梅雨明けから雨が続いたり変な気候ですね。
京都市では16日の夕方は激しい雷雨でしたが梅雨明けならずそれ以降のほうが雨続きです。
さて、久しぶりのブログになりましたが前回ブログの続きで京都市西京区の台風被害による修繕工事の施工風景です。
施工風景の一部ですが
工事内容は台風被害による大屋根の大棟積み替え工事・飛散した瓦による破損瓦の復旧工事・下屋の破損瓦復旧工事・凍てた瓦・棟の復旧工事・隅棟積み替え工事等でした。
棟に使っていた黒いのに違和感を感じる方も居られると思いますが棟工事をするのに従来使われている材料は土でした。
土を置き、その表面に漆喰を塗り棟を積む。
京都ではその漆喰も白ではなく黒漆喰が主流。
黒は品格を表し、豊臣秀吉が黒を好み京都ではその流れが今も残り続けてるとも言われています。
諸説ありますし、勿論他の意味合いもあります。
お隣滋賀県では白漆喰壁を黒漆喰に塗り替えられた築200年の邸宅があり、修繕させて頂いた時に何故、滋賀県なのにここの邸宅だけ黒漆喰壁なのか尋ねたら『今、当時のまま現存している建物はうちだけになったけど、この辺りは空襲を逃れるため、白壁では上空から目立つためみんか一斉に黒壁に塗り替えたんです』と。
こうゆう知識は調べて学べる事ではないので大変勉強に・経験になりました。
なので黒漆喰の意味合いも全て品格ではない事がわかります。
瀧田屋瓦工務店では棟工事では基本的に黒色のシルガードとゆう材料を使っています。
なにかと簡単に言いますと撥水成分の入ったセメントみたいな感じで想像していただけたらその強度が解ると思います。
土ではないのでよほどの事がない限りシルガードが水を通し雨漏れとはならないので当然草木が生えることもありません。
ただ、黒色だからシルガード。ではなく似た材料もあります。
例えば
なんばん漆喰 土と砂と石灰とスサを混ぜ練る物もあり、昔は手作りしていました。ふのりも混ぜるのが本物なんだとか。
黒色にする場合は墨を入れます。
拘る場合備長炭を摩って粉末にして混ぜたり。
墨を入れたなんばんの場合色褪せるのも早くしろっぽくなります。
大きな工場で作られたなんばんはシルガードと見た目が変わりません。
なにが違うのか。
手作りなんばんには撥水成分が入っていないのに対し大きな工場で作られたなんばんには撥水成分が入っています。
シルガードはさらに撥水成分の含有量が多い製品です。
これらは乾くと一目瞭然の差です。
なんばんの付着した鏝が乾いてから洗うと濡れるのに対しシルガードの場合完全に水を弾くんです
瓦屋根工事は頻繁にする事ではないので瀧田屋瓦工務店ではおんなじするならより良い物をと 考えております。
本来施工が良ければ雨漏れの心配もありませんがシルガードの強度はかなりあります。
棟の施工技術良し悪しでシルガードの持つ強度を最大に活かす、活かせないはありますがしっかりとしたシルガードでの施工を熟知した職人による施工の場合、土を使用した場合よりはるかに強度が増します。
ブログの更新が追い付いておりませんが更新していきますので。
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