築30.40年程の建売り住宅の方必見

こんにちは。

瀧田屋瓦工務店です。

 

今日は屋根修理ご依頼の京都市山科区のお客様の所へ行って参りました。

瓦屋さん忙しいと思ってなかなか電話しづらかったとおっしゃられていたのですが。

確かに以前の大きく台風被害のあった時期は忙しくされてる瓦屋さん多かったと思いますがうちは力量以上の仕事も入れませんしあの当時はまだ知名度も、今以上に低かったのであんまり忙しいとは言えませんでした。

が。葺き替え工事のご依頼が多く、落ち着いてからは棟修理のご依頼が大半でした。

今でもコロナの影響で延期やキャンセルも多いですし。

 

お客様から梅雨で天気不安定やしまたいつでもいいし雨止んでる時に来てえなと言っていただき、日曜日に伺おうとしたら天気予報が大きく外れどしゃ降りの雨に。

そして、今日は晴れたので今のうちにと伺いました。

早速到着して目についたのが

玄関上の隅鬼がひっくり返ってました。

運良くバランスの取れた倒れ方で落下せずに済んでいますが落ちたら下のカーポート破損です。

棟に苔がぎっしり、雨水が侵入している証拠です。

鬼瓦を括っている銅線を固定している鉄釘が錆て溶けてこのような結果になっております。

鉄釘は木との相性がよく打ち込むと締まると言われておりますが棟に水が侵入すると確実に錆が回り、解けてしまいます。

まだ、室内が雨漏りしていないから大丈夫と誤認されがちですが棟は本当に大事な箇所でして、解りやすい目安といたしましては

漆喰部分が黒ずんでいる。 

土色になっている。

漆喰がポロポロ落ちている。

棟の瓦が歪んで見える等々。

雨水が侵入すると家の躯体の木が腐ったり鬼瓦を括っている銅線や鉄釘が腐食して落下してしまう等。

室内の雨漏りに到達する以前に起きやすいです。

熨斗瓦も粘着力がなくなり、ズレていたり、凍て割れしていたり漆喰がポロポロ落ちているのがこのお写真で解ると思います。

まさに教科書通りのこれが屋根修理が必要な例ですよ。

みたいな感じです。

 

ここまでなると難しいのですが

瓦屋目線で言いますと葺き替え工事をされた方がいいです。

しかし、お客様のこれからの人生設計により、

棟の積み換え工事だけをするのか。

外れた鬼瓦の復旧工事だけにするのか。

メリット、デメリットをご説明しつつ、お客様の思いを尊重しながら最善を尽くしております。

今回ご紹介させていただいたのは棟パターンです。

築30.40年以上の建売り住宅に特によく見かける症状で今まで沢山の葺き替え工事や屋根修理をしてきました。

うちの屋根大丈夫かな?と思われる方は1度ご自宅の屋根を見上げてください。

解らなくても瀧田屋にご連絡ください。

無料点検に伺わせていただきます。

次回は谷や壁際の熨斗編を予定しております。

雨漏りや台風が心配な方

屋根修理や葺き替え工事をお考えの方は是非、お気軽にご連絡ください。

京都市や大津市は勿論

京都府 宇治市 城陽市

滋賀県 守山市 野洲市 栗東市 草津市 近江八幡市 東近江市 信楽での工事実績があり、

出張工事でも 広島県 岐阜県 愛知県 千葉県での実績もありますので地域問わずお気軽にご相談ください。

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