こんばんは。
瀧田屋瓦工務店です。
今日は久しぶりの晴れ。
ありがとう!!
ずっとキミに会いたかったんだよ!
やっと会えたね!
と思ったのも束の間。
暑すぎます・・・
全身の汗が止まらない。
ズボンも汗のせいで体とひっついて足があがらない。
貴重な止み間。
今日は大前進。
現場は京都市山科区 随心院近く。
ぼくの地元の同じ学区です。
三段構えの屋根。
一段上がるのにめいいっぱい短い足を上げる。
手を着いた軒が少し弱い気がした。
垂木が細いしなぁと思いながらも気になったので覗き込むと垂木が腐ってる。
野地板も溶けかけてる。
まだ完全にではないもののこのまま屋根修理をしないままだったら確実に屋根が穴空いたでしょう。
気になる原因は。
丸の部分の瓦の裏が腐っている部分。
真上の雨樋にぎっしり苔が詰まっているのが分かりますでしょうか?
この部分の雨樋
雨が降ると
雨樋に水が溜まり、溢れてこぼれ落ちた雨水が真下の瓦に当たり弾いた水が瓦の隙間に入り込み木部を腐らせてます。
雨樋に苔が溜まっている重みで雨樋も垂れ下がり、一段と水溢れを誘発していますがそもそもこのぎっしり詰まった苔の原因。
それがこちら。
棟に雨水が回り流された土が雨樋に溜まり苔が発生。
じゃあ、漆喰塗ったら雨漏りも止まるんじゃないの?
漆喰塗りが逆効果で更なる雨漏りを招く理由が
こちら
棟の中の土が全て雨水で濡れていますね。
これだけ内部に雨水がまわっているのは
古くなった瓦の吸水性の退化や熨斗の勾配がない施工。
熨斗瓦の目地に隙間が空きすぎている。
これだけ隙間が空いていたら雨水侵入しますよね。
昔の瓦は直角が出ていない瓦が多かったです。
その場合は目地がぴったり合うように擦り合わせ加工をするのですがしないままの施工多いです。
新しい瓦で施工するのが良いですが既存の瓦を使用する場合は必ず雨水が侵入しないようしっかりした施工が必要です。
瀧田屋では本当に多くの棟積み換え工事のご依頼が多く、まだ、使える瓦なのに施工が悪くて雨漏りしている屋根が多いです。
酷いのは雨漏りしている棟を積み換え工事してあるのに施工不良で雨水の侵入が見受けられる屋根も意外と多いです。
そして、この長雨で雨漏りしてきましたのお電話もちらほら。
以前お見積させていただきましたお客様でも
当時 お写真をお見せしながら今でも雨漏りしていてもおなしくないです。風で瓦が飛散する可能性がありますとお伝えしたものの現状まだ室内には雨漏りしていないと。
普通、室内に雨漏りしていなかったら屋根修理にお金出したくないですよね。
屋根だけじゃなくても目に見えて潰れていなかったらわざわざ新しい物買いませんもんね。
ぼくもきっとそうです。
車なんかも今でこそ仕事で使う物ですし自分意外にも乗ってもらうからダメなところは早めに直したり気にしたりしますが昔はお金がなかったのも理由ですが本当に中身を直しませんでした。
外見ばかり気にして中身はほったらかし。
それでタイヤが外れた事もありますし他にも沢山あります。
車屋さんにここは交換しないとって言われてもまだ車検通るならそのままで通してくださいなんて言って
普通に乗れるやんと思っていてもやっぱり専門の方が言われる事は間違いなく。
潰れましたね。
言われた事を聞かなかったおかげで積車呼んだり大がかりな修理になったり交通に差し支えが出たり。
家も同じです。
早めの処置が最安値です。
しかし、
特に家を守る屋根は見えないから余計と症状がないと気づきにくく、雨漏りしますよと言われても今、大丈夫ならまだ大丈夫と思ってしまいますもんね。
でも、今回のブログのように知らないままだと棟が崩れ
鬼瓦が落下。
雨樋も悪くなる。
木部も腐る。
色々な事が連鎖していきます。
連鎖する前に防ぐには
しっかりとした屋根の専門店 瓦屋さんに点検してもらい、屋根の状況を把握する事から始めてください。
ぼくが思っている事はこのブログを通じて少しでも多くの方に屋根に関心を持ってもらい、良い瓦屋さんに出逢っていただける事です。
この週末からまた大雨が予想されています。
そして、台風のシーズン到来。
近年の台風は今まで京都市や滋賀県を避けてきた台風進路とは違い 直撃率が高いです。
雨漏りだけで済めばまだ不幸中の幸いです。
飛散した瓦が近隣建物や車、最悪の場合人に直撃してしまう可能性もなきにしもあらずです。
被害が大きくなる前にしっかりとした屋根修理や葺き替え工事を行う事が安心への近道です。
そして、連日かかってくる集客やウェブサイト乗り換えませんか? お客様紹介しますよ。等々営業電話でよく言われるのがしっかりとしたブログで想いが伝わります。や、努力されてますね。
営業トークかもしれませんが
ネットが不得意なぼくはこのブログに毎回30分から多い時には1時間半かかってます。
Instagramみたいに写真を簡単に貼りつけて説明文書いていいね!やコメント貰えたりするのは簡単で楽ですが
ブログではやはり、見ていただいた方により伝わりやすいように文言を考えますし、専門用語ばかり使っても理解してもらえないでしょうし、良い事ばかり書くのは1番ダメな事。
良い事も悪い事もあって当然。
そこをどうしたら伝わりやすいのか日々奮闘中です。
深夜1時前、長々となりましたが
京都市や大津市で雨漏や屋根修理、葺き替え工事をお考えの方はお気軽にご連絡ください。
お問い合わせはこちら
↓↓↓
【電話】 080-1483-3321
【営業時間】 7:30~18:30
【メール】 こちらのフォームよりどうぞ(24時間受付)≫
【対応エリア】 滋賀県・京都府 その他エリアにも対応