こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
本日は日時指定の大切な現場調査日。
現在不動産屋さんが管理されているため不動産屋さんの日時と各職人達の予定をピンポイントで合わせないといけないため今日はどうしても晴れて欲しい日。
先週の天気予報から今日の雨マークは消えず。
一昨日の予報では午前中は曇り。
このまま曇りを願うが前日夜の予報では朝からずっと雨。
カッパ着て屋根あがらないとと覚悟を決めるが
屋根勾配は6寸。
苔が生えているうえに既存屋根材は特に滑るヤマトスレート。
朝、起きると外が明るく太陽の姿が。
用意してゴミ捨てに行くとやはり空は明るく多少の青空も見え、このまま午前中はお天気持ってねと願いながらの湖西バイパス。
坂本で急に雨。
そこから西大津まで大雨。
トンネルを抜けて京都市山科区に入ると雨は止んでいた。
そこから現地の滋賀県大津市 膳所までは雨は止んでいた。
現地は修行時代沢山屋根修理や葺き替え工事をさせていただいたとても馴染みのある地域。
僕が瓦屋さんに修行に入った初めての現場はお寺さんの本堂新築工事。
その工事が終わり初めて屋根の葺き替え工事を経験したのがこの地域でした。
屋根の上で乗っていい場所と乗ってはいけない場所を教えてもらい、馴れたら感覚で分かるようになると言われた直後に目の前で当時居られた手伝いさんが屋根を踏み抜き中にハマる姿を見て屋根の危険性を知りました。
反面教師ですね。
そんな思い出もある地域でのリフォームのお見積。
内装の工事は和室にキッチン、トイレ、洗面所にお部屋の増設や収納機能の追加工事等々。
お庭にはドッグランを。
外壁塗装に雨樋、屋根葺き替え工事。
改修工事でのポイントですが新築工事とは全く異なり、解体してみたいと中の状態が解らないため見積り段階では最悪の場合を想定した金額になります。
勿論、かからなければその分減額となります。
よくお聞きするトラブルとして、
値段が安かったので頼んだら思っていたのと違う。
仕上がりってこんなんでいいの?
聞くと嫌な顔される。
仕上がりが汚い。
少しの融通も聞いてもらえなかった。
等々。
安かろう悪かろうは必然です。
まだまだ実感としては瀧田屋のお客様では半数くらいの方が安いを売りにされている業者は信用出来ない。
高い買い物だからこそしっかりお金をかけたい。
予算はないけど気持ちはしっかりとした工事をしていただきたい。
そんな思考の方が居られます。
実はニュースで数年前から時代の流れが変わりつつあると実証結果を報道されていたのですが
日本人の安物狙い思考から高級思考に変わってきているそうです。
1番分りやすいのが飲食店だそうですよ。
ぼくは食べる事が大好きなのですが
たしかに身近な食べ物だと一昔前なら一品600円くらいが相場の食べ物が1000円だと限られた一部の方しか行かなかった。
むしろ一品300円程度で食べられるお店が出来てものすごい勢いで店舗が増えました。
からくりがありましたがたしかにメイン料理の300円は安いです。量も少なくおいしくはありませんでしたが。
しかし、サイドメニューの量が少なくないわりには高い。
結果お会計での支払いはメイン料理の一品780円程度のお店の定食980円程度のほうがしっかり調理されていてボリュームもある。
しかし、世間的には一部のファン層を除きメイン料理300円のチェーン店が流行っていた。
時代が変わったと報道された時はそんな事ないだろうと思っていたし、実際自分の目から見た日本はまだまだ安いが良いと認識されている方達が多く感じた。
しかし、今では1品1000円前後のお店には連日行列が出来、皆、それぞれに満足し、SNS等に載せている。
メイン料理300円のお店は一気に閉店し始めた。
数年前なら高いと満足感が比例していなかったジャンルの料理でも今なら誰も高いとは思わず並んでまで食べている。
むしろ、リピートしている。
人の感覚は時代と共に変化している。
そんな風に感じる今日この頃です。
自分達の建築業会を料理に例えると
化学調味料で作った料理を安く提供するお店と
お出汁からとるお店との差。
下処理をきっちりし、その時その時の状況に応じて変化させる職人と下処理をせずにひたすら突貫工事をする業者。
どうせ一生に幾度とない高い物ならいいお出汁飲みたいですよね。
しかし、人の感覚は人それぞれです。
自分が安いと思っていても高いと感じる方も居れば逆もありますので自分に合う物や業者選びが大切ですが必ずしっかりお話してくださる業者を選んでください。
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