こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
先日、滋賀県守山市にて 塀瓦の応急措置をさせていただきました。
塀の京伏間が所々歪んでいます。
近くで見ると。
普通にはこのような歪み方はしません。
短い銅釘で施工されていますがほとんどの釘が抜けかけていました。
隣接する建物の大屋根からの落雪の衝撃によるものです。
このままの状態ですと落雪で瓦が飛散してしまい、落ちる方向によっては横の窓ガラスを割ってしまう危険性もございます。
瓦はまだまだ使える状態でしたので銅釘を抜いてステンレスビスに打ち変えるだけで丈夫になります。
糸を張って銅釘を抜いて瓦の傾きを調整し、
65㎜のステンレスパッキンビスを打ち込みます。
が。。。
途中でスカスカな箇所が出てきたので
瓦をめくると。。。
塀の木地がシロアリに食べられてました。
塀事態の左右の揺れはびくともしないくらい丈夫で瓦もまだまだ使えるのに瓦の座だけが朽ち果てていました。
このままでは瓦座になる木材を交換しないと直りませんが まずまずの応急措置として瓦の傾き調整に、木のかいもんを入れて調整。
瓦の座部分も半分より下はまだしっかりしていたのでビスも115㎜なら充分効きましたので115㎜に変更。
木材が傷んでなければ65㎜で充分効きます。
4m程の傷んでいる部分だけ応急措置をして完了です。
応急措置でここまで復旧できたら上出来ではないでしょうか?
瀧田屋瓦工務店では お客様の想いやご予算。生活設計に合わせた屋根修理のご提案をいたします。
今回のような屋根修理未満の応急措置も見方によっては屋根修理かもしれませんが瀧田屋瓦工務店ではこの程度の事は応急措置としてご提案いたしております。
屋根修理は傷んだ部分をしっかり直す。
応急措置は傷んだ部分を仮復旧する。
今回のような状態の場合は瓦部分の工事だけでは根本的な修理は不可能ですので瓦工事だけでお金をかけても木材が傷んでいる限り本来得られる強度を得られませんので まずは部分的な応急措置としています。
ご予算に応じて塀自体の造り替え。傷んだ木材のみの交換。既存瓦の使用、新しい瓦の使用。
工事の選択肢は沢山ありますがそれぞれ状態を見ての判断となりますので工事をお考えの際はまずは現地調査をさせていただきます。
瀧田屋瓦工務店では京都市や大津市を中心に
京都府 宇治市 城陽市 等々。
滋賀県 草津市 栗東市 守山市 等々で日々屋根工事から室内リフォームまで行っております。
その他の地域も対応しておりますのでお住まいに関するお困りごとはお気軽にお問い合わせください。
これからのシーズン、雨漏りや台風被害も多くなりやすいため二次被害にならないように早め早めの屋根修理をオススメいたします。
今回の応急措置は火災保険は全く使用しておりません。
使用するような金額も頂いておりませんので申請するまでもありませんが。
ここで、これからの季節に増え出す火災保険の甘い罠に引っ掛からないために。
近年一般的に認知されだした 自然災害による火災保険の使用。
保険の使用には確実性のある自然災害の事実が必要ですので雨漏りしているから。や、屋根が傷んでいるから。だけの理由では保険屋さんからの認定はされませんのでくれぐれも火災保険でタダで直せるから屋根見させてほしいと言う業者にはお気をつけ下さい。
瀧田屋瓦工務店ではそのような業者に言い寄られて不信感を持たれた方からのご相談が昨年から一気に増えました。
火災保険を使用する事が悪いわけではございません。
皆様、お金を払って掛けられている保険ですから使う権利はありますが正当な理由や被害がなければ使用できません。
屋根の傷みも経年劣化なのか。自然災害なのか。
その判断が出来るのは瓦屋さんです。
瀧田屋瓦工務店ではこちらから火災保険の使用は明らかな自然災害による損傷の場合はお客様にお話しはいたしますが無理矢理使わないともったいないなどと強引な事は言いません。
最近ではお問い合わせいただくお客様から火災保険を使いたいと言われる事が多く、
やはり、ネットで火災保険の使用が大々的に載っている事から使えるなら使いたいと認知される方々が増えたと思います。
瀧田屋瓦工務店では現地調査をさせていただき、自然災害と断定した場合は保険屋さんへの申請を詳しくサポートいたしております。
必要な場合は保険会社さんから依頼されている鑑定人さんとの現地立ち合いも行っております。
過去に無理矢理火災保険を使っていたり、ブラック業者を使用されている場合、本当に自然災害での損傷が起きても保険がおりない場合がございますので
火災保険のご使用には信頼できる瓦屋さんにご相談ください。
【電話】 080-1483-3321
【営業時間】 7:30~18:30
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