こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
お久しぶりのブログとなってしまいましたが
お陰様で良いお天気続きの中屋根葺き替え工事と雨樋架け換え工事が順調に進み、無事完了いたしました。
11月の末に京都市山科区で瓦屋根の葺き替え工事に入らせて頂きましたが
最初のお話では 下屋(1階上の屋根)の
土居熨斗(壁部分の熨斗瓦)がズレているので見てほしいとの事でお伺いさせていただく事になりましたがついでに屋根全体を見て下さいとの事で屋根全体の状態を点検させていただきました。
土居熨斗がズレ落ちかけていますね。
この部分は特に日々の振動を受けやすいためズレやすく、施工には知識や技術が重要です。
こちらは大屋根(２階上の屋根)の棟です。
漆喰が無くなり、土が濡れている、砂のようになっています。苔も生えています。
瀧田屋がよくお伝えしている事ですがこれは漆喰が剥がれたから雨水が入っているのではなく 棟内部に雨水が入って中の土が濡れる事により 土と密着していた漆喰が剥離してしまっているので漆喰を塗ってしまうと棟内部に入った雨水の抜け道が更になくなり 雨漏りの進行を速めてしまいます。。。
熨斗瓦が割れていますね。
地瓦も所々凍て割れが始まっています。
しかし、部分的な交換や屋根修理が出来るのは瓦屋根ならでは。
お客様のご予算や将来設計に応じた屋根修理や屋根葺き替え工事と幅広く選択肢があるのが瓦屋根のメリットです。
こちらの屋根は釉薬瓦で50年弱経過しているとの事でした。 50年前の瓦が50年も雨漏りせずボロボロにもならず家を守ってくれた事に ありがとう。
耐久性の良い瓦と言っても職人の技量や施工方法、地域に応じた屋根材の選定により 瓦が持つ耐久性が発揮されるかされないかも大きく異なります。
価格の安さも重要だと重々分かっていますが
安価で良い物は作れません。
屋根は勿論建築業は全て人の手が必要ですので
安価だけを求めてしまうと 職人さんがかける時間を削る。 材料を省く。 になってしまいます。
瀧田屋瓦工務店では お客様のご予算や将来設計に応じた屋根修理や屋根葺き替え工事。 リフォームを幅広くご提案し、プロ目線だけではなく、お客様の想いをお聞きしながら瀧田屋の引き出しをお出しさせていただいておりますので 屋根修理やリフォームをお考えの方は是非、お気軽にご相談ください。
ブログを見ていただけると参考になるかと思いますが
全てを掲載しているわけではごさいません。
京町家さんや入母屋造りの屋根、洋風建築から
神社やお寺さんの工事まで幅広く行っており、そのほとんどが新築ではなく改修工事です。
傷んだ物を直す事に特化しているためお客様の満足度も高いと思いますがなにより自分たちの手で傷んだ物を直す自分たちの満足度がなによりの力となっていますので
瀧田屋瓦工務店を感じていただけますと幸いです。
瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に
京都府 宇治市 城陽市 その他近隣地域等々
滋賀県 草津市 栗東市 守山市 その他近隣地域等々
で日々 屋根修理や屋根葺き替え工事 リフォームなどをさせていただいており、雨樋修理や 屋根掃除 雨樋掃除も賜っておりますのでお住まいに関するお困りごとはお気軽にお問い合わせください。
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