こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
朝晩涼しくなり空の色もすっかり秋色になりましたね。
さて、今日は京都府亀岡市での屋根工事のお話。
現状空き家で瓦がかなりズレていたり割れたりしていてご近所の方々が台風で飛ばないか心配されているので台風で飛ばないようになんとかなりませんか?
との事でした。 ご希望は低予算で軽微な応急措置でとの事。
瀧田屋瓦工務店にお問い合わせのきっかけとなったのが
以前地元の業者さんに見積りをしてもらったがそれで合った直し方なのかが心配でとの事でした。
現地の屋根のお写真を何枚か送っていただきましたが先ずは現地にお伺いしてみないと判断が難しいとゆうか瓦の割れ方に違和感とゆうか 恐らくこれが原因だろうと思ったので実際に見ての判断をさせていただきました。
現地調査をさせていただくと。。。
沢山割れてます。
特に軒先の瓦は下から見るだけでも相当数割れています。
瓦の中心よりも少し左だったり右だったりの位置で縦割れをしているのですがこれは鉄釘を使用していると必ずし起きる症状です。
瓦を固定するために釘やビスを打つための穴があるのですが本来はステンレスを使用しますが 鉄釘を使用している業者が一定数居ました。
鉄釘を使用すると日々の湿気や結露で鉄釘が錆びで膨張します。 膨張すると釘穴に余裕がなくなり割れてしまいます。
このような状況では今後全て割れていきますので全て交換となると費用も高くなりますし屋根が全体的に傷んでいるため葺き替え以外では飛散防止はできません。
棟も傷んでいますし瓦も軒先は全て鉄釘。それ意外の瓦も全体的にランダムに鉄釘が使用されていますので部分的に直しても効果的ではなく都度都度費用がかかるため
今回は先ずは割れている瓦の交換とズレている瓦を規定位置に戻して固定でどうでしょうか?とご提案させていただきました。
先に見積りをしてもらった業者さんは瓦屋さんではなく塗装業者さんだそうで見積り内容は足場を組み 軒先瓦のビス止めでした。(瓦屋根工事は必ず瓦屋さんにご依頼ください。)
破損瓦の交換費用の項目はなかったそうですが恐らくその辺りは含まれているだろうと思います。
しかし、鉄釘を使用されている瓦をビス止めしても直ぐに割れてくるのであまりいい内容とは思えません。
お客様は一度そういった工事をされると安心されてしまいますがこの場合は今後毎年割れていく瓦がある。
棟の傷みも進行していく。
ですので毎年点検をしているほうが安心だと思います。
現地調査の時点で屋根に穴が開いていたり腐っているのが見えたためある程度は下からの判断にしましたが実際工事にかかるとやはり予想通り。
いっぱい割れています。
割れている瓦をめくってみると以前に修理された形跡がありましたがせっかく直したのにまた鉄釘を使用されたため割れてしまっています。
新しい瓦に交換してステンレスビスを2箇所止めさらに
長いステンレスビスで脳天打ちの三点止めをしました。
大屋根、下屋根の傷んでいる瓦を全て復旧いたしましたが長年放置されていて屋根が腐っている部分も多く、簡易的ですが土台作りや周りの雑草や木の伐採をしないと梯子がかけられなかったため伐採にも時間を取られましたがなんとか1日で完了いたしました。
伐採は現地調査に伺った時よりも相当伸びていたため想定外でした。
瀧田屋瓦工務店は屋根工事の専門店です。
20年以上京都や滋賀県で日本瓦の修理や葺き替え工事を専門に行っています。 京町家や社寺 一般住宅など幅広く携わってきており、新築と違い傷んだ屋根ばかりを直していますので的確なご提案をいたします。
お客様のご予算・ご希望・今後の生活設計に応じた工事をご提案させていただきます。
瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に屋根修理や屋根葺き替え工事などの屋根工事。
雨樋工事や室内リフォームなども行っておりますので
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