こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
台風が発生したせいかお天気予報が雨ばかりの今週ですが先週に発表されていた予報よりはかなり良くはなっていますが段取りが組みにくいです。。。
朝晩の冷え込みが続くと思えばまだまだ蒸し暑い日もあったり日中は日焼けするくらいに紫外線もキツく秋が定着とはならずの10月末。 それでも、木々は少しずつ秋色に染まる準備をしている姿を見せてくれていますね。
さて、今日は奈良県大和高田市にて雨漏りの原因調査後雨漏り部分の応急措置のおはなしです。
7月に奈良県大和高田市で台風のような突風と豪雨で大荒れの日があったそうで翌日 雨漏りのご連絡をいただきました。
お聞きすると普段の雨では室内に雨漏りはしていなかったそうですが室内に雨漏りした時は普段の風向きとは違い壁を叩くかのよな暴風雨だったそうです。
遠いですがご対応いただけますか？ とお気遣いいただきましたが 瀧田屋瓦工務店は地域問わずお伺いさせていただいております。 出張工事も今まで 熊本県 広島県 岐阜県 愛知県 千葉県 等々 行かせていただいた事もありますので対応地域は幅広く行っております。
早速 現地にお伺いさせていただき屋根調査。
外壁のクラックも相当ありましたが瓦屋根にも大きな隙間に雨水が入り込んでいる形跡など色々な要因が見つかりました。
ご説明させていただき 今回はまだ大がかりな工事(外壁修理と外壁塗装・瓦屋根葺き替え・金属屋根部分の葺き替え)等々は控えたいとの事でしたがあまりにも雨漏りの要因となる箇所が多いため 一旦消去法として雨漏りした部分付近や目に見えて雨水が入り込んでいる箇所の応急措置で様子を見てみましょうとなりました。
後日、屋根の応急措置にお伺いし実際に作業にとりかかると衝撃の施工不良を発見してしまいました。。。
まだまだいぶし銀の残る瓦屋根。
この屋根だけが葺き替えられていて比較的に新しいのですが壁際の瓦が外れかけていたり隙間が開いていたり土が洗い流されていました。。。
今回は応急措置だからと思い隙間埋めや外れかけていた瓦の簡易復旧をしましたが やはり気になって解体してみました。
解体してみると。。。
壁際の瓦が入っていないどころか防水紙のルーフィングも立ち上げてありません。。。
これは雨漏りして当然です。。。
瓦の割り付け(瓦を葺き替える際に瓦の位置を決める作業)がしっかり出来ていないと雨漏りに繋がり 正しく割り付けが出来ていないまま施工して雨漏りしてしまうと葺き替えをし直すか大きな板金を取り付ける、もしくは部分的に解体し、板金を中に入れるなどの処置をしないとなおりません。
漆喰やシリコンボンドでコーキングでは一時しのぎにしかならず 見た目も悪く費用がかかるだけですしなにより近年漆喰の処分費も高く処分場によっては引き取り不可のところもございます。
今回は応急措置ですが出来る限りの処置をし、
問題の部分は板金を加工し下敷きとして使用し、屋根専用材のシルガード(撥水性のあるモルタル)を使用し、軽微に積み直しました。
心苦しい処置となりましたが当初の応急措置よりも遥かに処置できたと思います。
葺き替えていない部分よりも後から葺き替えている部分のほうが施工が悪いなんてあってはいけない事です。
屋根工事業者を選ぶ際にどこに頼めばいいかわからない方が多いと思います。
盛大な広告や宣伝 に最安値や￥～などの低価格を思わせるような謳い文句。
華やかさや安値は魅力的に感じる方も居られると思いますが屋根は一軒一軒違います。 立地条件も違えば傷み方なども違います。
安かろう悪かろうは技術に比例しています。
あまりにも不明細で高額な場合もおかしいです。
屋根工事は必ず専門の瓦屋さんへご依頼ください。
屋根リフォーム業者の詐欺被害 まだまだ多いです。
捕まっている業者もちょくちょくニュースに出ていますが屋根のように下から見えないような工事は適当な業者の狙い目ですので後が堪えません。
瀧田屋瓦工務店は京都市で生まれ育ち滋賀県大津市にある明治から続く老舗瓦店で修行の後開業している日本瓦専門店です。20年以上の瓦屋人生の９割は日本瓦屋根の葺き替え工事や屋根修理です。 京都市内や大津市内での屋根工事が多く一般屋根は勿論 京町家や社寺の屋根葺き替え工事や屋根修理を行っています。
日本瓦のみならず平板と呼ばれる洋風瓦の施工も行っております。
ご予算やお客様の好み、建物に合う屋根をお客様の想いをお聞きしながら色々なご提案をさせていただきます。
瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に
京都府 宇治市 城陽市 その他近隣地域 等々
滋賀県 草津市 栗東市 守山市 その他近隣地域 等々で屋根葺き替え工事 屋根修理 漆喰壁や聚楽壁などの京左官仕上げ 雨樋修理 室内リフォームや外構工事を行っておりますので地域問わず
お住まいに関するお困りごとはお気軽にご相談ください。
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