昔の祇園祭と京扇子

こんばんは。

瀧田屋瓦工務店です。

今日は昔の祇園祭 長刀鉾の写真がお母さんから送られてきたので祇園祭と京扇子のおはなしをしたいと思います。

送られてきた昭和がこちら↓↓↓

いつ頃の写真かはわからないみたいですがかなり古そうですね。

右手に写っている街灯もいい形してますね。

京都らしくていい写真です。

ぼくは両親も根っからの京都人でぼく自身も京都で生まれ育っているので今の京都がなんだか京都らしくなくなってきていて悲しく思います。

よく京都の友達やお客様とも今の京都について話題になりますが 京都の方々は今の京都について京都らしくなくなっていて悲しいと言っています。

まず京都市内の建物やお店が段々と中国や関東のお金持ちが買い改装された建物は京都らしさがなくなって 京都風みたいな安っぽい雰囲気になっていますね。

屋根は瓦ではなく黒い鉄板になっている。

↑特にこの問題はよく言われます。

京都市が唯一無二の町なのはやはり京都の職人さんが京都で生まれ育った技術と感性で作り上げ 長年守り続けてきたからこそ世界中の方々を魅了するのだと思いますが 最近は他府県の方々が工事に来ていたり 京町家が京町家のオーラを失いつつありますね。

建物も自分たちは作品として心がけていますので 京都は京都らしくあるために考えて残して行くと言う想いで取り組んでいるので 京都が京都らしさを失っていくのはなんとも悲しいです。

自分は携わる業者ですから感じて当たり前ですが

携わっていない方々からも同じように感じているとお聞きすると自分が生まれ育った京都が好きな京都人は少なからず昔の京都が好きなんやと思います。

作品と言えば祇園祭の扇子

昔の月鉾の扇子です。

広げている扇子は昭和54年の祇園祭の扇子です。

月鉾の関係者が身内に居るので昔は毎年 月鉾のちまきや扇子をもらっていました。

写真上の扇子は京扇子です。

京扇子と言えば扇骨が多いのが特徴ですね。

扇子を作るのに87工程もあるそうですよ。

細かな職人技ですね。

祇園祭の扇子も同じく京都で作られていますがこちらは扇骨が少ないです。

京都には京と付く伝統ある物が沢山あります。

それぞれ京都の伝統を守り続けておられます。

京町家も京の伝統を守っていきたいですね。

瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に

屋根葺き替え工事や屋根修理を行っております。

一般住宅はもちろん、京町家や社寺、茶室などの屋根工事や聚楽や漆喰壁の左官屋工事にも特化しております。

雨樋工事や室内リフォームなども行っており

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