こんばんは。
お久しぶりの瀧田屋瓦工務店です。
ブログに載せたい順番がバラバラですが
今回は京都市南区東九条で屋根改修工事の内容を書きたいと思います。
九条通りに面した炭火焼肉屋さんの店舗屋根です。
急勾配の化粧屋根の瓦が落ちそうになっているので直してくださいとの事で伺い、店舗屋根で人通りや車通りも激しいので被害を防ぐために一旦メッシュシートで包み込み落下被害の防止を施しました。
落下して人様に当たってしまうと死亡事故になる可能性もありますので急遽屋根改修工事を開始。
足場を組んでもらい屋根瓦の解体です。
棟の解体は裏の防水屋根から出来たので助かりました。
防水屋根は傷が付くと雨漏りしてしまうので厚みのある養生材を敷いてます。
落下しそうになっていた部分の野地板がかなり腐食しています。
上の棟部分からの雨漏りによる瓦桟や野地板の腐食により瓦を留めている釘も効かなくなり外れかかったと言う流れです。
解体してみると当時の施工でよくある銅釘が使用されていましたがかなり短い釘でしたので今まで耐えていたのが不思議なくらいでした。
まして、目の前は九条通り。
大型車が行き交う振動も少なからずある場所にも関わらす何事もなく良かったです。
所々に鉄釘も使用されていましたので錆びによる膨張で瓦にヒビが入っていて解体作業中身持っただけで割れました。
隅棟の瓦も寸足らずで元から隙間だらけの施工。
よくある施工ですね。
この勾配だったからここからの雨漏りは防げただけで普通の住宅屋根でこれだったら確実に雨漏りします。
瓦を解体するとこんな感じです。
初日は積んできた新しい補強用の12ミリ厚の合板を下ろし梯子をセットして養生していたメッシュシートを外し、防水屋根の養生と瓦解体と処分場に処分に行って屋根のシート養生と下のお掃除をして終了です。
大通りに面していて歩行者も車もかなり多いうえに店舗屋根ですので足場も広くとるとガレージに支障が出るため狭い足場で解体作業もとてもやりづらく手間がかかりましたがなんとか予定通りです。
つづく。
京都市や大津市で雨漏りや台風被害でお困りの方。
屋根修理や葺き替え工事をお考えの方は
ぜひ、お気軽に瀧田屋瓦工務店へご相談ください。
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