こんばんは。
瀧田屋瓦工務店です。
奈良県奈良市の介護施設内工事から一旦帰宅しました。
さて、本日は特殊な瓦の内容を書きたいと思います。
以前の工事内容ですが
解体屋さんが解体工事中にお隣の塀瓦を破損してしまい
慌ててネット検索して手当たり次第瓦屋さんに問い合わせたそうですが断られたそうで最後の手段として淡路島の瓦メーカーに問い合わすと同じ瓦はなく誂えになるとの返答。
誂えでもいいのでお願いしたいと伝えると2ヶ月程度かかると言われたそうで それだけ待てる時間がない状況で困られている時にたまたまその解体屋さんの大元の解体屋さんの社長とぼくが知り合いだったので連絡が入り
困っているから見てあげてくれないか?
との事で 全然いいですよ。
で、早速 破損した瓦を解体屋さんが持ってきてくれました。
塀に使う瓦で 目板瓦(めいたかわら)と言います。
よりによって隅の部分で巴一体型。
早速 取引メーカーのカタログを見ると 隅巴の部分が丸の一体型はありましたが角の一体型はなく、別付けタイプしかありませんでした。
地域が堅田だったため昔の地の瓦の可能性もあったので
瓦学校時代の同期生に堅田で昔に瓦を製造していたお店の人が居たので聞いてみると うちで焼いた瓦じゃないしこんな型は見た事ないとの返事。
他にも瓦学校の同期生や滋賀県の兄弟子やその周りの瓦屋さんにも聞いて見ても古くからされている方々でも見た事ないとの返事で 皆さん全員が 隅巴別のをつけたらいいやんと。。。
普通の瓦工事ならそれでいいと思いますが
お隣の関係ない瓦を破損してご迷惑おかけしている状況ですから同じ型の瓦じゃないと 被害を受けた方からなんだかいい加減な解体屋さんと思われてしまうとかわいそうなのと金額関係なくしっかり直したいと言う解体屋さんの想いも汲み取り 破損した瓦を名古屋の兄弟子の元に送り
誂えてもらいました。
電話では1ヶ月はかかるよと言われて
解体屋さんも自分で問い合わせたメーカーさんの2ヶ月待ちより1ヶ月早くなるなら待ちますとの事で仕上がりを待つ事に。
1ヶ月と言われてましたが僅か2週間で焼きあがり
宅急便だともし、割れてしまったら代わりがないので
わざわざ名古屋からトラックの助手席に載せて厳重梱包で届けてくれました。
早速 解体屋さんに電話して
解体工事等がストップしている日曜日に工事に行きました。
破損した瓦を引き抜いただけになっていたので
新しい瓦を施工するのに支障のある範囲の棟を解体、
新しい瓦をとなりの瓦に合うように擦り合わせ加工をしながら微調整。
ステンレスビスで固定して解体した棟を復旧して完了。
無事完了して一安心でした。
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