おはようございます。
瀧田屋瓦工務店です。
少しずつ暖かくなり、屋根に関するご相談やお問い合わせ、御見積の御依頼からリフォームの御依頼まで多数頂き感謝いっぱい京都市内と滋賀県内を走る日々で少しずつですが認知していただけているのかなと思います。
そんな明日、4月1日は瀧田屋瓦工務店のお誕生日です。
会社設立記念日と言ってもなにかお祝い事があるわけではございませんがこの時期になると修行時代と独立当時を思い返しています。 初心は常に。。。ですのでその気持ちを引き締める日です。
さて、今日はスレート屋根についてお話します。
先日、室内リフォームをさせていただきました滋賀県守山市のお客様のお宅で去年他社様で外壁・屋根を塗られたそうです。
屋根に塗装をされるつもりはなかったそうですが
ついでに塗ったほうが安くつく、塗らないと雨漏りしますと言われ、屋根も塗装されたそうで 塗ったものの大丈夫なのか不安だからリフォーム中に屋根見てもらえませんか?と仰られての屋根点検となりました。
塗り立てのスレート屋根。
なにがおかしいかお気づきの方は屋根に対する意識を凄くお持ちの方だと思います。
この状態、瓦屋さんや板金屋さんくらいしか解らず大半の方は見過ごしてしまいます。
正解はこちら↓↓↓
屋根材が割れたまま塗装されています。
指を指している箇所は割れている部分で上下に見える縦線はスレートのつなぎ目です。
このスレート屋根はてれこに施工するので本来この指で指している部分は繋ぎ目はなく上の繋ぎ目に入った雨水を受ける役目になっているのでこの部分が割れていると雨水が中に入り込んでしまいます。
ただし、スレートの下には防水紙のルーフィングが敷かれているためすぐに室内への雨漏りが生じてしまうわけではございませんがスレートは屋根に直接釘を打ち付けて施工されているので雨水が釘の部分から室内へ伝い、雨漏りになる場合もございます。
しかし、これはスレート屋根だけではなく金属屋根も瓦屋根も釘で止めているので釘を使う意味では同じですが
瓦屋根の場合は瀧田屋の場合、万が一雨水が侵入しても軒先まで雨水が流れるように下地の施工をしています。
そして、スレート屋根の場合、屋根材と木下地に隙間がなく常に蒸れている状態です。
外からも中からも蒸れている状態です。
真夏のスレート屋根にあがるとアスファルトが焼けた時の蒸し暑さが充満しています。
室内は木の焼けたような独特の臭いがしませんか?
今回のスレート屋根は塗装後 更に割れしまっている箇所やはやくも苔が生えてきている状態でした。
こちらは塗装された後に割れた症状です。
スレート屋根など塗装で防水性をを持つ材料は苔やホコリが付着しやすいうえにスレートのように表面がザラザラのような物は特に付着しやすいですね。
苔が付着すると当然屋根が湿った状態になりやすく、塗装の傷みも早まったり雨水の流れを止めてしまい、雨漏りの原因や流れ落ちた苔やホコリが雨樋に溜まり、雨樋からの雨漏りや重みで雨樋が変形し、正常に雨水が流れなくなります。
屋根工事にはお客様のご要望や計画により様々な種類がございます。
例えば築10年のスレート屋根でもう少し安心して過ごしたい。
築15年以上のスレート屋根で、あと、数年だけ安心したい。 での塗装だと良いのかもしれませんが
屋根材は外からだけの傷みだけではなく日々中からも傷んでいるので傷んでいる材料を外から塗り物で耐久性が戻ると言うわけではございません。
こちらの写真は以前スレート屋根に塗装をされておられるのですが棟金物の下地の木材がボロボロに腐食していますね。
中身がこの状態ですと台風などの強風で棟金物が飛散してしまう危険性があります。
金物をこの木材に釘で止めてあるのですが木材がこれだけ腐食しているとなんの耐風性もありません。
屋根木材も完全に朽ち果てていますね。
大切なお住まいを長く安心して過ごしていただくには
瓦が一番オススメです。
洋館建てに似合う洋瓦もございます。
費用をもう少し落としたい方には
金属屋根材を用いたカバー工法もございます。
お客様の生活プランやご予算、お好みに応じて様々な屋根工事のプランをメリット・デメリットを詳しくご説明いたしますので屋根工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。
屋根の事は屋根の専門店 瓦屋の瀧田屋瓦工務店にお任せください。
京都市や大津市で雨漏りや台風被害でお困りの方。
屋根修理や屋根葺き替え工事をお考えの方。
瓦屋根はもちろん、スレート屋根、金属屋根、波板など屋根の事はなんでもお任せください。
工務店として機能していますので室内リフォームなどお住まいに関するご相談もお気軽にお問い合わせください。小さなリフォームから大がかりなリフォームまで幅広く行っております。
京都市内や大津市内以外にも京都府 宇治市や城陽市、久世などの地域でも多数施工させていただいており、
滋賀県は草津市、栗東市、守山市、野洲市、信楽、近江八幡市での施工も多数行わせていただいておりますので地域問わずお気軽にご相談ください。
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