ようやく一段落です。。。

お久しぶりの瀧田屋瓦工務店です。。。

前回ブログから約1ヶ月半も空いてしまいました。

現場が重なり、大きな希望のお寺さんの見積りが2件に町家さんのリフォーム見積りに屋根修理や葺き替え工事の見積りに雨樋架け換え工事の見積りと溜まりに溜まってしまい 事務員さんにも無理を言いながら手分けして夜中作業や早朝5時すぎからも事務仕事。

さて、本題ですが今日は 5月の末に京都府城陽市で棟の積み直しをさせていただいた内容を少しご紹介させていただきます。

始まりは今年1月の大雪直後の事でした。

屋根工事業者を名乗る2人組がインターホンを鳴らし

こちらの屋根がズレているのが見えたたので屋根に上がらせてください。

↑↑↑よくある言い回しですね。

お客様は付き合いのある業者さんが居るのでと断られたそうで 後日心配されてのご連絡となりました。

早速屋根に上がらせていただくと まだ葺き替え10数年くらいの屋根でした。

 

いぶし銀がまだまだ残る瓦ですが施工があまり良いとは言えず棟のあらゆる場所に雨水が差し込んでいたり棟の一部が風で歪んでいる状態でした。

 

業者が瓦がズレていると言っていたようなズレは見当たらなく。。。

 

そもそも桟葺き工法と言う瓦を桟木に引っかけて釘で瓦を固定する工法で施工されていたので簡単にはズレません。。。

そして、なによりこちらの屋根 下からはどこからも見えない立地。。。

引き続き点検していると ありました。

ズレていない瓦にコーキングを申し訳程度に4ヶ所真新しく塗られた箇所が。。。

お客様 きっと断れずに上がらせてしまったんだと思います。。。

屋根の状態をお伝えし、瓦自体のきょうどはまだありますので棟の積み直しだけをすればまだしばらく大丈夫ですよと。

まだ、娘さんの代まで安心したいとの事で棟の積み直し工事をさせていただく事になりました。

 

次回は棟の解体編です。

瓦屋根の修理(特に雨漏りしている棟)ばかりしている瀧田屋にはとてもよく遭遇する施工不良ですので想定内でしたが 屋根修理をお考えの方や屋根の状態が気になる方には必見の内容となっており 見えない部分の怖さが分かるので是非、参考にしていただけたらと思います。

瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に

社寺や町家さんの屋根修理や屋根葺き替え工事、リフォームなどを行っている専門店です。

京都市や大津市は勿論 

京都府 宇治市 城陽市 その他近隣地域等々

滋賀県 草津市 栗東市 守山市 その他近隣地域等々で日々施工させていただいております。

屋根工事から室内リフォームなどお住まいに関するお困りごとはお気軽にご相談ください。

 

 

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