おはようございます。
瀧田屋瓦工務店です。
今日はあいにくの雨です。
朝イチは晴れていたので天気予報外れたかな？
と思ったのも束の間。。。
雨は気分もどんよりするので好きではありません。
さて、今日は先日のブログにておはなしさせていただきました滋賀県大津市国分にてトラックが塀に当たられまして破損してしまった瓦の復旧工事 完了編です。
完成写真です。
左から７枚が今回交換させていただいた一文字です。
復旧工事のため棟に使用されている瓦のほとんどを既存の物を再使用し、割り損じていたまま使用されていた瓦は新しい物に交換しました。
鬼瓦付近の棟瓦は以前修理された業者の方が新しい物に取り替えておられていて既存の棟瓦とは厚みが異なっているため 今回の復旧工事ではなるべく段差がわかりにくくなるよう調整しながら施工させていただきましたが完璧ではございません。
↓↓↓こちらは施工前の写真です。
新しい瓦のほうが厚みがあるのでそのまま施工すると必然的に背が高くなりますので写真のように鬼瓦に向かって跳ね上がっているのがわかります。
決してこれがダメと言うわけではなく あえて鬼際で照らす場合もございます(基本的にはお寺の屋根のように屋根自体が照らされている場合)
そして、前回の修理はおそらく二枚程度の交換のため棟瓦の解体範囲も狭いため真っ直ぐ施工するには既存の棟瓦の厚みに合わせるように加工を要します。
(現在既製品では薄熨斗と厚熨斗の中間くらいの厚みの瓦がありません)
それに対し今回の修理には７枚の交換のため棟瓦の解体範囲も広いため 棟の施工には調整が可能でしたのでなるべく真っ直ぐに見えるように施工させていただきました。
そして、お写真の施工前 施工後を見比べていただくと一文字の見た目の違いわかりますでしょうか？
施工前の写真は一文字が１枚１枚 継ぎ目がはっきりとしているのに対して施工後の一文字は一枚板のように見えませんか？
これが技です。
魅せる技。
自分が修行していた時代はお客様や通りすがりの方々から同業者 他業者さんに さすが○○さんとこの仕事やなぁ。
どこどこの屋根って○○さんがやったん？
みたいにうちの仕事を見た事のある方からはすぐに分かるような仕事をしていました。
そぉ言っていただける事がなにより嬉しく 自分たちの施工させていただいた瓦屋根がきっかけで屋根ばかり見るようになった。
瓦って色々なものがあるんですね？
と言っていただける事に自分の想いが伝わり、
気持ちを込めた作品造りの意味を感じます。
多くの方が屋根なんて見上げた事がない。
お住まいされている家の屋根材がなにかも知らないし屋根って一生大丈夫なものだと思っていました。
等々が一般的な考えになったと感じています。
昔の方々は家を大切に守る＝屋根が大事と言う考えの方がとても多かったです。
今はなんでもネット検索が出来るのでリフォームや建材などの情報が簡単に得る事が出来ますが それが全て正確ではなく 間違った情報や知識も蔓延しています。
そして、屋根に関しては瓦に関する正確な情報が少なく
雨漏りや屋根修理と検索すると ガルバリウム カバー工法 やシリコンでのコーキングや漆喰塗り
これらの情報元の大半は瓦店や板金店などの直営店ではないです。
正しい知識は必ず屋根修理専門のお店にご相談ください。
うちの屋根大丈夫かなぁ？
葺き替え工事をしないといけないのか 修理で大丈夫なのか？
瀧田屋瓦工務店は 無理に大がかりな工事を薦めていません。 屋根の状態はそれぞれ異なり
施工内容により雨漏りの時期も大きく差が出ます。
まだ、瓦は綺麗なのに。 まだ葺き替えてそんなに年数経ってないのに。。。
気象状況に合った屋根材を適正に使用されていないために数年でボロボロに。。。
などの状況も多く、
反対に経年経過していても施工もよく気象状況に合った屋根材を使用されているため 部分的な修理や簡単なメンテナンスで済む場合もございます。
室内に雨漏りが発生しないとなかなか屋根の事は気にされないと思いますが室内に雨漏りが発生する以前から雨漏りが発生しているケースが多いため そのままにしておくと建物に使われている木材の腐食やカビの発生。
酷くなると交換が必要になりますので早めの屋根点検 オススメです。
瀧田屋瓦工務店は先ず屋根の状態と状況をお客様にご説明し、既存屋根材の耐久性や撥水性の有無などをご説明し、葺き替え工事が理想的なのか？ 屋根修理で大丈夫なのか？ 屋根修理もまだ緊急を要していないのか。
をおはなしさせていただきながらお客様のこれからの生活設計もお聞きしながらお客様に最善の策をご提案させていただいております。
瀧田屋瓦工務店は
京都市や大津市を中心に京町家や社寺、茶室や数寄屋建築 一般住宅の瓦葺き替え工事、屋根修理 漆喰壁や聚楽壁などの塗り壁左官工事を行う専門店です。
洋風の平板瓦も施工していますのでお住まいに合うカタチをご提案させていただきます。
日本瓦の工事や漆喰壁や聚楽壁などの左官工事に特化しておりますが雨樋工事 室内リフォーム 外構工事 なども行っておりますのでお住まいに関するお困りごとはお気軽にご相談ください。
京都市や大津市はもちろん
京都府 宇治市 城陽市 その他近隣地域などなど
滋賀県 草津市 栗東市 守山市 その他近隣地域などなどで日々施工させていただいていますので地域問わずお問い合わせください。
お問い合わせはこちら↓↓↓
【電話】 080-1483-3321
【営業時間】 7：30～18：30
【メール】 こちらのフォームよりどうぞ（24時間受付）≫
【対応エリア】 滋賀県・京都府 その他エリアにも対応
