こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
今日は朝からあいにくの雨。
小雨ですが降ったり止んだりのお天気ですね。
今日は朝から片付けに整理 掃除などを少ししていましたが雨の日ってなかなか気分が乗らないですよね。
さて、本日のおはなしは去年少しブログに掲載させていただきました滋賀県大津市伊香立にて屋根葺き替え工事の続きとなります。
瓦や土を下ろして板の状態にすると先ずは
防水紙である改質アスファルトルーフィングを貼ります。
ルーフィングにも色々な形状や材質、価格帯がありますが 去年、ルーフィングも大幅値上げがされました。。。
高級改質アスと書かれていますが超高級改質アスに変えてほしいくらいです。(笑)
それくらい値上がりしました。
さて、ルーフィングを貼ると次は垂木の墨付け、割り付けを行い瓦を引っ掛けるための瓦桟を打つのが主流ですが瀧田屋ではその前にひと手間かけます。
↓↓↓
流水テープと言いますがこの材料を垂木に添わせて打っています。
どんな役割かと言いますと 字の如く 流水させる役割です。
↓↓↓
流水テープの上に瓦桟が乗る事によりルーフィングと瓦桟の間に少し隙間が開く事で万が一雨水が入り込んでも軒先まで流れる仕組みです。
雨水が入り込む事はあまりありませんが近年の異常気象等による暴風雨など 今までにはなかった雨での雨漏りが発生していますので 見えない下地もしっかりと対策する事でより安心です。
流水テープ無しで瓦桟を打つとルーフィングと隙間がなく瓦桟を止めている釘を伝って室内に侵入します。
ルーフィングの形状によってイボイボの付いているタイプや 瓦桟に流水用のくりぬき加工が施されているタイプもございますが瀧田屋では瓦桟にも耐水性のある檜を使用しておりますので改質アスファルトルーフィングに流水テープ 檜の瓦桟がセットとなっています。
災害等で流通の問題で檜が入らない場合は杉などに変更の場合もあります。
ご予算やご希望の材料がある場合はもちろん変更可能です。
瓦葺きには耐震・耐風のガイドラインに指定されているステンレス釘を使用しています。
昔からこれを使っていたのがたまたまガイドライン指定になっただけですが。。。
この釘は抜けにくいスクリューとリングのハイブリッド形状なのです。
そして、ステンレスでも特に錆びにくいSUS304
色々な形状の瓦用釘がありますがぼくはこれが一番いいと思っています。
もちろん瓦用のステンレスビスも錆びにくい物を使用しています。
誰にも見えない事ですが見えないからこそ長く安心していただけるように考えています。
瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に屋根修理や屋根葺き替え工事などの屋根工事を行う専門店です。
京町家や一般住宅 茶室や数寄屋・社寺などの日本瓦の屋根工事に特化している瓦店ですが洋風の平板瓦の施工やガルバリウムのカバー工法などもご要望に応じて施工させていただいております。
漆喰壁や聚楽壁などの左官工事も得意としており
雨樋工事や室内リフォームなどお住まいに関する工事も施工させていただいておりますので お住まいに関するおこまりごとはお気軽にご相談ください。
京都市や大津市はもちろん
京都府 宇治市 城陽市 その他近隣地域 等々
滋賀県 守山市 栗東市 草津市 その他近隣地域 等々で日々施工させていただいておりますので地域問わずお問い合わせください。
お問い合わせはこちら↓↓↓
【電話】 080-1483-3321
【営業時間】 7:30~18:30
【メール】 こちらのフォームよりどうぞ(24時間受付)≫
【対応エリア】 滋賀県・京都府 その他エリアにも対応